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SMART Modular、DDR5モジュール・ファミリーを発表


DDR5モジュール・ファミリーは、
計算集約型アプリケーションでの帯域幅とパフォーマンスの向上に最適


 台北, 2021年3月17日 - SMART Global Holdings社（NASDAQ：SGH）の子会社であるSMART Modular Technologies社（以下 SMART社）は、DDR5モジュール製品ファミリーの発売を発表しました。この製品ファミリーは、より高性能で効率的な新しいメモリ技術への業界の移行をサポートします。データ作成の急増に伴い、HPC、AI、エッジコンピューティングを含む様々なアプリケーションセグメントのデータ処理を支援するため、DDR5はより高いメモリ帯域幅とパフォーマンスを実現するように設計されています。

 DIMM上の12V電圧レギュレータ(PMIC)と1.1VのI/O電圧を使用することでDDR5のパフォーマンスはDDR4の2倍に、データレートは4.8Gbps～6.4Gbpsで、電力効率もDDR4より向上しています。 DDR5 の性能向上に貢献したもう 1 つの重要な要因は、デュアルチャネル DIMM トポロジーによりチャネル効率を高めていることで、増え続けるサーバー、クラウドコンピューティング、エンタープライズ ネットワーキング アプリケーションに最適です。

 SMART社のDRAM製品マーケティング担当ディレクターであるArthur Sainio氏は、この新製品ファミリーの重要性について次のように述べています。「JEDECの積極的な参加メンバーとして、SMART Modular社はDDR5業界の実現に向けて尽力しており、DDR5へのスムーズな移行をサポートするためにDRAMサプライヤーパートナーと緊密に連携しています。 SMART Modular社は、システム用にDDR5メモリを設計しているOEMメーカーに広範な技術サポートを提供することに重点を置いています。」

 DDR5メモリモジュールが提供する主なメリットは以下の通りです。
 また、DDR5はバースト長をBL16に倍増し、バンクカウントをDDR4の16から32にすることで、性能の向上を実現しています。 信頼性と効率性を高めるために、DDR5 DIMM は同じモジュール上に 40 ビットの完全に独立したサブチャネルを 2 つ搭載しています。最大ダイ密度は 64Gb で、DDR4 DIMM よりもはるかに高い DIMM ストレージ容量に拡張することができます。

 SMART社の初期DDR5モジュール製品ファミリーには、16GBから64GBまでの記録密度のRDIMM、UDIMM、およびSODIMMが含まれます。

 SMART社はJEDECに積極的に参加しており、DDR5モジュール仕様開発プロセスをサポートしています。 過去のDRAM技術の移行期間と同様に、SMART 社はDDR5への移行期間中、OEMメーカーへの早期導入サポートとガイダンスを提供します。

 新しいDDR5モジュールの詳細については、 SMART社の営業担当または[email protected]までお問い合わせください。

SMART 社について

  SMART社は、メモリとストレージソリューションを専門分野とする世界的なリーディングカンパニーとして30年以上前に米国カリフォルニア州に設立されました（NASDAQ：SGH）。ハイエンドの産業用、及びエンタープライズクラスの組込みメモリ／ストレージ製品の開発に注力しています。製品及びサー ビスとして、メモリモジュール、SSD、フラッシュ製品、ハイブリッドソリューションなどがあり、標準規格品と堅牢型製品のほか、さまざまな用途にあわせたカスタマイズサービスを提供しています。パソコン、ネットワーク、通信、メモリ／ストレージ記憶装置、モバイル装置、軍事・防衛、航空宇宙及び産業アプリケーションなど、分野は多岐にわたります。SMART社は高度なカスタマイズ製品設計能力を備え、厳格で高信頼性のテストサービス、リアルタイムでの技術支援も行っています。また、世界をリードする大手OEMと緊密に連携し、製品の設計からマーケットリリースまで全過程において、高生産性、高信頼性のソ リューションを提供しており、各種産業用制御システムのニーズに適う製品及びサービスを幅広く供給しています。詳しい情報については http://www.smartm.comをご覧ください。